欧米で人気のCBDリキッドが今、日本の喫煙者の間で急速に認知度を上げています。
ヘンプ植物の主成分にはCBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)の二種類があります。THCとは多幸感などの精神活性作用があり、日本において麻薬及び向精神薬取締法により厳しく管理されています。
それに対し、ヘンプ成分の40%を占めるCBDは、カンナビノイド成分の中でも特に研究が活発になっており、医薬品として認められてはいないものの、健康食品として合法で国内で購入することが出来ます。
(違法リキッドとして通販などで販売されているものはダメです。)
CBDには精神作用が無いため、依存、耐性による乱用に至ることもありません。従来の喫煙方法といえば、ニコチンガムやニコチンパッチ、薬品として処方されるチャンピックスなどが主流でした。
しかし、ナチュラル志向の節煙希望者にとって、今最も注目を集めているのがCBDリキッドなのです。
自分で作るとコスパもイイ!
そんなCBDリキッドですが、実は自分で作れることを知っていましたか?
自作の一番のメリットはコスパの良さ。購入できる市販の液体タイプは高価で、質と配合率の高いものを選ぶと1gで1万2千円から4千円程度します。
しかし、自作なら同じ配合率で1万円かかりません。
また、CBDリキッドを好きなだけ高濃度にできることも魅力的です。材料は、純度の高いCBDの結晶と、液体のPG(プロピレングリコール)またはVG(ベジタブルグリセリン)です。PGやVGは300mlで1000円弱で購入できます。
CBDクリスタルには粉末タイプ(パウダー・アイソレート)とゴロゴロした結晶を削って使うタイプもあります。
ファーマヘンプのCBDクリスタルがスタンダードになりつつあります。
安価なヘンプメッズ社のCBDアイソレートも特に人気です。
オランダのナチュール社からも出ています。
作り方まとめ
作り方は、空のニードルボトルや小瓶にPGを注ぎ、CBDパウダーを入れ、軽くゆすったり、瓶がお湯に浸かるようにして弱火で加熱して完全に溶かすことでCBDリキッドの出来上がりです。
1mlのPGに1gのCBDであれば10%のCBDリキッドが完成します。(市販のものなら5%程度が最高値になります。)
自作の物は、時間がたつと再度結晶化しますので、すぐに吸う分だけをヴェポライザーなどに入れ、残りは必要になったときに再度温めて溶かしましょう。
ちなみに、PGやVGを使用せず、CBDリキッドに結晶を溶かし高い濃度にしたり、スピリタスというアルコールを使用する方法もあるようです。
出典:https://www.vapemania.jp/
他に製作するときに必要なグッズはVapeManiaという通販サイトにて揃います。
CBDリキッドの喫煙摂取はオイルの経口摂取に比べてバイオアベイラビリティが1.5倍程高いため、より早く、高い恩恵を実感できます。
市販のリキッドには香料などが含まれており、苦手に感じる方も多いようですが、自作なら無味無臭、水のように軽い感覚で摂取可能です。また、過去に「CBDオイルから違法成分が検出された」という報道があったようですが、粉末の物は純度が高く、異物が混入することがないため、安心して使えます。
節煙を検討している方は、ぜひ参考にどうぞ^^
他に比較しておきたいのは?
溶けやすいと噂のプレミアム・ブラックに溶かす方法がベストかな、と感じてます。